粗悪鉄鋼製品販売で業界団体が35店摘発
[ 282字|2022.8.16|経済 (economy)|econoTREND ]
国内の製鉄や鉄鋼加工企業などで作る業界団体、フィリピン・アイロン・アンド・スティール・インスティテュート(PISI)は政府機関と協力して全国の小売店舗における鉄鋼製品の検査や摘発を実施しているが、昨年1年間で6地域16州において抜き打ちで製品を購入して検査を実施し、粗悪製品を販売していたとして35店舗を摘発したことを明らかにした。検査した130製品のうち27種類の補強鉄筋などで品質基準を下回るケースが発見された。PISIは今年度も4地域6州にある小売店を抜き打ち検査し、粗悪鉄鋼製品を扱っているとして10店舗をこれまでに摘発した。(14日・マニラブレティン)