乾燥ココナツ製造事業を承認
[ 329字|2022.7.21|経済 (economy)|econoTREND ]
投資委員会(BОI)はミンダナオ地方東ミサミス州で比企業のコンソリデイテッド・ココナツが9月から操業開始予定の乾燥ココナツ製造輸出事業(事業費9億2400万ペソ)に対し優遇措置付与などを承認した。同社はインドやスリランカ、シンガポールから4億3000万ペソ相当の機械設備を調達しており、調理やベーキングなどの原材料となる乾燥ココナツを年産9万3750トン製造できる工場の稼働準備を進めている。操業開始後5年で475人を雇用する計画。製品は南北アメリカや欧州、中国やオーストラリア、中東やアジア諸国に輸出される見込み。フィリピンは2020年に乾燥ココナツを14万7000トン輸出しており、世界の総輸出量の33.56%を占めている。(19日・インクワイアラー)