新海底ケーブル開通で比日米の通信容量3倍
[ 278字|2022.6.29|経済 (economy)|econoTREND ]
国内通信最大手PLDTは日本と米国、フィリピンを結ぶ新たな大容量光海底ケーブル「ジュピター」(総延長1万4000千キロ)が7月に開通すると発表した。比と国外との通信容量が現在の20テラビット毎秒から60テラビット毎秒に引き上げられる。国内のデジタルサービスへの需要増大に対応するほか、データセンター事業の拡張にも役立つと期待されている。比のケーブル引上げ地点は北カマリネス州ダエト。PLDTは今年5月にラグナ州サンタロサ市に同社11カ所目で国内最大規模となるデータセンター建設事業、VITROサンタロサの着工式を行ったばかり。(27日・インクワイアラー)