砂糖生産量が16%減少見通し
[ 293字|2022.6.23|経済 (economy)|econoTREND ]
砂糖規制庁は、ほぼ砂糖の生産工程が終わった6月15日時点の砂糖生産量が180万トンを記録し、2021~22年収穫年(21年9月~22年8月)の砂糖の国内生産量とみなすことができると発表した。
砂糖規制庁は、ほぼ砂糖の生産工程が終わった6月15日時点の砂糖生産量が180万トンを記録し、2021~22年収穫年(21年9月~22年8月)の砂糖の国内生産量とみなすことができると発表した。今年度の砂糖生産量は、前年度の214万トンに比べて16%減少する見通しで、米農務省による今年度の比の砂糖生産量予測205万トンも12%下回る。生産拠点の一つであるネグロス島における今年3~5月期の粗糖生産量が著しく縮小しており、昨年12月中旬にビサヤ地方を直撃した台風22号(比名オデット)の強風によるサトウキビ育成へのストレス負荷が同島での収穫減につながったとみられている。(20日・マラヤ)