複合企業大手の自社株買い加速
[ 395字|2022.6.22|経済 (economy)|econoTREND ]
比証券取引所で株価下落が続く中、大手複合企業による自社株買いが加速している。実業家マヌエル・パギリナン氏が率いるメトロパシフィック・インベストメンツは今年2月の取締役会の承認の下に自社株買いを増強しており、6月16日までに総額50億ペソを投入し自社株6.36億株を一般株主から買い戻した。また、アンドリュー・タン氏が率いる複合企業、アライアンス・グローバル・グループも6月16日までに総額22億ペソを投入し、1.85億株を買い戻した。エンリケ・ラソン氏が率いる貨物港運営大手インターナショナル・ターミナル・サービシーズも6月15日に180万株を買収するなど2015年9月から進めている自社株買いプログラムで総額58億ペソ分を買い戻している。ゴコンウェイ財閥の食品部門子会社、ユニバーサルロビナも2021年7月以降、総額25億ペソを投入して自社株3.76億株を買い戻した。(20日・スター)