日本経済研究センター 比経済成長予測7.1%
[ 326字|2022.6.17|経済 (economy)|econoTREND ]
日本の公益社団法人、日本経済研究センター(JCER)は東南アジア諸国連合(ASEAN)4カ国を対象とした最新経済見通しを発表し、フィリピンの2022年度の国内総生産(GDP)伸び率予測を7.1%と従来の予測値を維持した。
日本の公益社団法人、日本経済研究センター(JCER)は東南アジア諸国連合(ASEAN)4カ国を対象とした最新経済見通しを発表し、フィリピンの2022年度の国内総生産(GDP)伸び率予測を7.1%と従来の予測値を維持した。比の22年成長率は対象4カ国の中では最高だった。同社はマレーシアが5.4%、インドネシア4.7%、タイ3.5%とそれぞれ予測しており、4カ国の平均成長率は4.4%だった。22年の比の成長率予測7.1%は比政府の成長率目標7~8%の範囲内に収まっている。しかし、23年度の比の成長率予測については5.1%と従来の5.9%から下方修正した。中国の経済減速が影響するとみており、政府目標の6~7%を下回った。(15日・インクワイアラー)