国鉄南方線整備事業ルセナ駅まで開通
[ 283字|2022.5.12|経済 (economy)|econoTREND ]
運輸省によると、フィリピン国鉄(PNR)が約10年間運行を停止していたラグナ州サンパブロ駅からケソン州ルセナ駅までの44キロ区間を再び開通させた。
運輸省によると、フィリピン国鉄(PNR)が約10年間運行を停止していたラグナ州サンパブロ駅からケソン州ルセナ駅までの44キロ区間を再び開通させた。この事業区間は、カランバ市バンリック駅からアルバイ州ダラガ駅までを結ぶ380キロ区間の比国鉄南方長距離ビコール線再整備事業の一環で、中国鉄道や中国鉄路工程など中国系企業が受注していた。今回の開通で、サンパブロ~ルセナ間が1時間半で移動できる。ビコール線再整備事業は4州39市町を結び、23駅舎と橋梁230カ所、ラグナ州サンパブロに70ヘクタールの車両基地などを建設するもので、事業費は1420億ペソ。(11日・マラヤ)