製造業購買担当者指数 4月は4年半ぶり高水準
[ 388字|2022.5.4|政治 (politics)|econoTREND ]
S&Pグローバルが発表した4月のフィリピン製造業購買担当者指数(PМI)が前月3月の53.2から1.1ポイント増加して54.3となり、2017年11月以来、4年半ぶりの高水準となった。
S&Pグローバルが発表した4月のフィリピン製造業購買担当者指数(PМI)が前月3月の53.2から1.1ポイント増加して54.3となり、2017年11月以来、4年半ぶりの高水準となった。同社発表のPМIが50を超えるのは3カ月連続となり、コロナ防疫措置の緩和により比の製造業が今年第2四半期から事業活動をさらに拡大させる見通し。4月の調査では特に生産量と新規受注の見通しがコロナ禍前の2018年11月期以来となる高水準の伸び率を記録した。しかし、輸出向けの新規受注はマイナスの伸び率になる見通しで、2カ月連続の下落傾向となった。S&Pグローバルは「ロシアによるウクライナ侵攻や海運輸送費の高騰、コロナ感染によるサプライチェーンの制限などで輸出向けの新規受注が下落している」と分析。また原材料不足や輸送の遅れなどから平均納入リードタイムも長期化している。(3日・マニラタイムズ)