アトラス鉱山が純益31倍 38億6000万ペソに拡大
[ 355字|2022.4.22|経済 (economy)|econoTREND ]
金・銅鉱山大手のアトラス・コンソリデイティッド・マイニング&ディベロップメントは比証券取引所に2021年決算報告を行い、純利益が38億6000万ペソと20年度の1億1800万ペソから31倍と大幅に拡大し、過去最高だったと明らかにした。
金・銅鉱山大手のアトラス・コンソリデイティッド・マイニング&ディベロップメントは比証券取引所に2021年決算報告を行い、純利益が38億6000万ペソと20年度の1億1800万ペソから31倍と大幅に拡大し、過去最高だったと明らかにした。国際市場における銅価格が前年比53%増加するなど鉱物資源の価格が上昇したことに加え、安定した生産量と経費削減策などが収益拡大に貢献したという。傘下のカルメンカッパーなど銅鉱山からの産出量は昨年、8241万トンと20年の1億709万トンに比べて23%減少したほか、金の産出量も2万5173オンスと同47%減少した。しかし、出荷量の減少が、輸送費などの営業経費が89億5000万ペソと前年の95億1000万ペソから6%減少するなど経費削減に貢献した。(21日・マニラブレティン)