PLDTが配当利回り指数トップ 中核純利益の6割配当を維持
[ 289字|2022.4.4|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン証券取引所は3月28日に上場企業のうち配当利回りなどが高い20社からなる新たな指標「PSEDivY」を発足させた。特定の企業の流動性や株式公開比率、過去3年間の平均配当利回りなどの評価基準に基づいて指数化したもの。2021年の指数トップ企業は通信最大手PLDTだった。同社は毎年の中核純利益の6割を配当金として株主に還元する方針を堅持しており、昨年の中核純利益302億ペソのうち6割を配当金として支出、配当利回りは5%を記録している。PLDTと同水準で配当利回り指数が高いのは拡大商銀2位のメトロバンクと国際貨物取扱業者ICTSIだという。(1日・マニラブレティン)