BPОにハイブリッド勤務を PEZA長官が再考の申立て
[ 340字|2022.3.16|経済 (economy)|econoTREND ]
優遇措置再検討委員会(FIRB、ドミンゲス財務相が委員長)がBPО企業に対し現在のリモートワークを中心とした勤務を4月1日から従来の出勤勤務に戻すことを義務付ける通達を出した件で、フィリピン経済区庁(PEZA)のプラザ長官は14日、「投資家や従業員たちから懸念の声が出ている。FIRBに通達を見直すよう申し立てている」とする声明を発表した。一方、BPО企業に対しては「罰金が科されることを避けるため」として、当面はFIRBの決定に従うよう呼びかけた。同長官によると、PEZAはFIRBに対し、リモートワークで勤務する従業員の割合を現在の90%以下から、40〜60%に引き下げ、出勤者と合わせた「ハイブリッド型勤務態勢」の導入を検討するよう訴えている。(15日・インクワイアラー)