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　アヤラ財閥の統括持株会社、アヤラ・コーポレーションは2021年度の決算報告を行い、連結純利益が278億ペソで20年比で62％増と大幅に拡大したことを明らかにした。コロナ禍前の実績に比べるとその79％まで回復している。ただし、中核純利益は235億ペソと前年比10％減少、純益の増加は傘下の水道会社、マニラウォーターの持株売却や、発電会社ＧＮパワー・カウスワガンの持株売却、さらにデジタル決済子会社Ｇキャッシュへの新規投資家による出資受け入れなどによる一時的な収益が計上されたことが要因。一方、アヤラ財閥は22年度のグループ会社による資本支出計画として計2850億ペソを計上していることを明らかにした。これは21年の実際の資本支出額2280億ペソに比べて25％拡大している。（12日・インクワイアラー）