不正送金被害者の94%に補償 BDОユニバンク
[ 299字|2022.2.18|経済 (economy)|econoTREND ]
ジョクノ中央銀行総裁によると、2021年12月に発生した拡大商銀最大手BDОユニバンクのオンラインバンキングを通じた不正送金事件で、同行は被害に遭った口座名義人約700人のうちこれまでに94%に対し補償を実施した。同行は残り6%に対しても速やかに補償すると約束している。中銀は、BDОと不正送金の受け皿となったユニオンバンクの協力を得て国家捜査局と犯罪グループの特定に向けて捜査を実施し、ナイジェリア人2人と比人3人をこれまでに逮捕している。中銀には、昨年1年間でインターネットバンキングや携帯アプリによる決済サービスを通じた不正送金計5億4000万ペソの被害が報告されている。(17日・スター)