ダバオ統合バスシステム事業 運輸省が入札期限を10日に
[ 347字|2022.2.4|経済 (economy)|econoTREND ]
運輸省はこのほど、ダバオ市で統合バス運行システムを構築するダバオ公共交通近代化事業(総事業費739億3000万ペソ)の公開入札への応札期限を2月10日に再設定したことを明らかにした。同入札は昨年11月に公募が始まり、当初の応札期限が1月6日に設定されていたが、応札希望企業にさらに検討の時間を与えるために応札期限を延長したという。同事業はダバオ市における公共交通機関について、旧来のジプニー路線をバス路線で置き換えることを目指し、同市内の総延長672キロ区間に29のバス路線を構築する。導入するバスはディーゼル車と電気バスの両方を予定しており、2023年8月に操業開始する計画となっている。政府はこの事業に充てる資金としてアジア開発銀行からの融資獲得を目指している。(2日・ビジネスワールド)