台風被災の従業員や学生支援 サンミゲルが8340万ペソ支出
[ 288字|2022.1.31|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルは台風22号(比名オデット)の被災を受けた同社グループの従業員や学生向けの財政支援にすでに8340万ペソを支出したことを明らかにした。ラモン・アン社長兼最高経営責任者によると、同社はこれまで被災地に3500万ペソ相当の飲料水や食料品を寄付してきたが、その他に被災したグループ従業員2200人超に対して4340万ペソほどの金銭支援も実施。また、フィリピン大に500万ペソを寄付するなど、被災学生に対し生活費や遠隔授業への支援も実施している。教育省によると、台風で被災したビサヤやミンダナオ地方在住の生徒は1500万人に達するとしている。(30日・スター)