ランドバンクのUCPB吸収合併 3月1日に発効
[ 312字|2022.1.28|経済 (economy)|econoTREND ]
国内拡大商銀大手で政府系金融機関のランドバンクによるユナイテッド・ココナッツ・プランターズ・バンク(UCPB)の吸収合併は今年3月1日に発効することが決まった。ランドバンクとUCPBの銀行業務は合併手続き中も通常通り行われるという。吸収合併によりランドバンクは資産額が約3兆ペソまで引き上げられることになり、国内拡大商銀で2番目の規模となるほか、全国に667支店と2722台のATМ機を抱えることになる。ランドバンクは農業セクター向け融資総額が2020年時点で2376億2000万ペソと貸付総額の77%を占め、国内法で定められている市中銀行の農業セクター向け融資比率義務である15%を大幅に上回っている。(27日・スター)