セブ州の電力80%以上復旧 ビサヤン電力
[ 344字|2022.1.24|経済 (economy)|econoTREND ]
セブ市やタリサイ市、リロアン町やミンラニリャ町などセブ州の主要市町に電力を配電するアボイティス財閥傘下のビサヤン・エレクトリック・カンパニーは1月21日時点で台風22号(比名オデット)の被災で電力を喪失していた47万4182世帯のうち39万4400世帯で電力が復旧したことを明らかにした。全顧客の83%ほどが復旧した計算。21日時点で同社の配電地域における電力需要量もすでに345.3メガワットと台風オデットの被災前の88%の水準まで戻ってきているという。同社はこれまでにマニラ電力から86人の架線作業員らの応援部隊を受け入れたほか、パナイ島イロイロの配電会社であるモア・エレクトリック&パワーからも21人の応援を受けて休みなしの電力復旧工事に当たっている。(21日・マニラブレティン)