農場養子縁組プロジェクト 国内缶詰大手が労雇省と提携
[ 253字|2021.9.13|経済 (economy)|econoTREND ]
イワシ缶などの国内缶詰大手、センチュリーパシフィックフード(CNPF)は労働雇用省との間で、同省が進める雇用創出プロジェクト「ホープ・アダプト・ア・ファーム」で提携することで合意した。これは企業が季節調整で働けない労働者やその家族を雇って野菜農場を創設し、野菜を原材料として自社で買い取るシステムで、CNPFが初提携企業。同社はサンボアンガ沖で休漁となる期間、缶詰工場で働く労働者たちを帰休させていたが、今後はハウス野菜などを生産する農場で働いてもらい、家族で宿泊できる施設も用意する。(12日・スター)