21年成長率は5〜6%に RCBCが予測を下方修正
[ 262字|2021.5.26|経済 (economy)|econoTREND ]
国内拡大商銀大手のリサール商業銀行(RCBC)のマイケル・リカフォルト筆頭研究員は、フィリピンの2021年の国内総生産(GDP)伸び率予測を従来の6〜7%から5〜6%に下方修正すると明らかにした。3月下旬からの感染拡大を受けて首都圏とその近郊4州で防疫措置が強化され、経済復興のペースがさらに遅れることが要因としている。また変異種の感染拡大リスクもあるとしている。実際に1〜3月期はマイナス4.2%と経済成長の減速が続いている。しかし、2022年の経済成長率については、6.5〜7%の成長と予測している。(23日・スター)