マカティ市地下鉄計画でシンガポール企業が撤退
[ 274字|2021.3.15|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン公正取引委員会は11日、シンガポールの交通インフラ開発企業、REDCOトランジット・ディベロップメントがマカティ市地下鉄建設事業(総額37億ドル)への出資契約を撤回したことを明らかにした。同社は比企業のフィリピン・インフラデブ・ホールディングスと中国企業の香港ビンジアン・インダストリアルとの間で出資契約を結んでいたが、3月9日に破棄したという。インフラデブはREDCOによる出資契約について、「1年前に提出したが同委員会の承認が得られなかった」と説明、同委員会の承認遅れが出資契約の破棄につながったとしている。(12日・スタンダード)