コンテナ運賃が4倍超高騰
[ 306字|2021.3.4|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン港湾庁のサンチャゴ長官によると、海運会社の40フィートコンテナの国際運送料は昨年11月期に1基2000ドルだったが、現在は9000ドルを超えるなど4倍以上に跳ね上がっている。欧米や中東を結ぶ貨物輸送が大幅に増え海運会社への需要が高まっていることに加え、コンテナ自体が不足していることが原因という。海運会社の比国内団体、国際海運会社協会のロナス会頭によると、現在のコンテナ貨物運送料は過去に経験したことのないレベルまで高騰しており、輸入経費がかさみ、輸入品の価格高騰も予想されるという。しかし、同会頭によると、東南アジア地域内での貨物輸送については、運送レートはまだ安定しているという。(1日・スター)