海外事業の拡張を凍結 アボイティス発電部門
[ 238字|2020.11.12|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス財閥の発電部門、アボイティス・パワーのルビオ社長兼最高経営責任者は2022年まで海外事業の拡張計画を凍結し、国内の液化天然ガス(LNG)燃料の発電事業に進出することを検討していると明らかにした。同社は4月、ベトナム南部ニントゥアン州の風力発電施設などを所有するベトナム企業の完全買収提案を撤回したが、インドネシアやミャンマーでの水力発電事業計画も一時凍結する見込み。LNGが今後、燃料価格の競争力で優位になるとみて、LNG事業に軸足を移す考えだ。(9日・マラヤ)