サンミゲル純益91%減
[ 331字|2020.6.1|経済 (economy)|econoTREND ]
国内複合企業大手サンミゲルコーポレーションは、1〜3月期の連結純益が前年同期比91%減の10億9千万ペソと大幅に縮小したことを明らかにした。連結総収入も同15%減の2140億ペソで、減収減益だった。新型コロナウイルス流行の影響でビール販売、石油元売り、発電、インフラなどの事業で収益が悪化した。1〜2月期の連結総収入は1605億ペソと好調で、EBITDA(税前・償却前・利払い前利益)も213億ペソと好収益を示したが、3月中旬からのルソン全域での防疫強化措置による禁酒令や移動制限などで一気に収益が悪化したという。発電子会社のSMCグローバルパワーの総収入も同18%減の283億ペソ、純益も同10%減の32億ペソにそれぞれ縮小した。(30日・インクワイアラー)