AIIBが比に融資へ
[ 284字|2020.5.1|経済 (economy)|econoTREND ]
中国・北京に本部を持つアジア・インフラ投資銀行(AIIB)は5月中に、フィリピン政府が計画する新規コロナ対策財政プログラムに対し、総額7億5千万ドルをアジア開発銀行と連携して協調融資することを決定する見込み。AIIBから比への融資案件としては、2017年に承認された首都圏洪水対策事業向けの5億ドル融資に次いで2回目。比政府が計画するのは新型コロナウイルス積極的対応支出支援プログラム(CARES)と呼ばれるもので、新型ウイルス検査能力の引き上げや比健康保険公社によるコロナ患者医療費の全額保険適用化、貧困層向け条件付き現金支給事業など。(29日・インクワイアラー)