「日刊まにら新聞」ウェブ

　比のライブストリーミングアプリ「Kumu」を展開するクムホールディングスは、約500万ドルの調達に成功したことを明らかにした。資金調達先はシンガポールの最大手ベンチャーキャピタル、オープンスペースベンチャーズで、国内通信大手グローブ傘下のキックスタートベンチャーズや民放大手ABS-CBN、ゴビ・コア・フィリピン・ファンドも参加。さらに立ち上げ期間から投資していたゴコンウェイ財閥系のサミットメディア、国内ベンチャーキャピタルのフォックスモントキャピタルパートナーズも加わっている。同アプリは登録ユーザー数が300万人に達するなど急成長を続けており、調達資金は事業の拡大と新機能の投入に使われる。アプリ使用の増加の背景には防疫強化措置もあるとされる。（15日・スター電子版）