新車販売台数は前年並みと予想
[ 299字|2020.3.28|経済 (economy)|econoTREND ]
格付け大手の調査子会社、フィッチ・ソリューションズによると、フィリピンの2020年の新車販売台数は37万1456台と前年実績比0.4%増にとどまる見通しだ。同社はこれまで比の新車販売台数が前年比7.4%増加すると予測しており、見通しを下方修正した。ルソン地方全域での防疫強化措置により乗用車の買い控えが強まるほか、今年6月が期限になっているジプニーの新型車両への切り替えを中心とした公共交通機関近代化事業に対する逆風も強くなっており、商用車販売も増やすことは困難とした。全国自動車工業会に加盟する日系企業を中心とする自動車メーカーの19年の新車販売台数は36万9941台だった。(25日・スター)