バングラデシュ中銀の訴え却下 米連邦地裁判決でRCBC勝訴
[ 263字|2020.3.25|経済 (economy)|econoTREND ]
ハッカーにより8100万ドルが預金口座から引き出され、比のリサール商業銀行(RCBC)マカティ支店や複合カジノ施設などを通じて資金洗浄されたとしてバングラデシュ中央銀行がRCBCや比のカジノ運営業者関係者などを相手に起こしていた民事訴訟で、米ニューヨーク州連邦地裁は20日、連邦地裁に提訴する不正取引の訴因に当たらないとして原告の訴えを却下した。バングラデシュ中銀を巡る資金洗浄疑惑は2016年に明らかになり、比中央銀行は同年、RCBCに対し資金洗浄に関与したとして10億ペソの罰金を科している。(24日・インクワイアラー)