比エアアジアの損益が黒字化
[ 271字|2020.3.12|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家でもあるロメロ下院議員の一族が経営権を持つマレーシア系格安航空会社、エアアジア・フィリピンズはこのほど、2019年度の決算報告を行い、純益が18億7000万ペソと前年の35億1000万ペソの損失から黒字に転じたことを明らかにした。昨年度の国内線と国際線を合わせた利用客数が855万人で、前年比25%と大幅に増加し、総収入も273億5000万ペソと同31%増加した。座席占有率も昨年は88%まで向上した。同社は今年中の株式上場を目指しており、2億ドルまで調達し、今後2年で航空機所有台数を50機まで引き上げる計画。(8日・スター電子版)