ICTSI純益52%減
[ 282字|2020.3.9|経済 (economy)|econoTREND ]
コンテナ港運営業者最大手のインターナショナル・コンテナ・ターミナルズ(ICTSI)は5日、2019年の決算報告を行い、連結純益が前年比52%減の1億40万ドルと大幅に縮小したことを明らかにした。同社が管轄するアルゼンチン・ブエノスアイレスのテクプラタ港の運営資産価値が目減りしており減損処理したことが収益に響いた。減損処理前の経常利益は同23%増の2億5900万ドルだった。一方、パプアニューギニアのモツケア港やブラジルのリオデジャネイロ港などでの運営事業収入が新たに計上されるようになり、連結総収入は15億ドルと前年比7%増加した。(5日・スタンダード電子版)