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　日系自動車メーカーで3月中の工場閉鎖を発表したホンダ・カーズ・フィリピンズはこのほど、工場閉鎖に抗議して1週間にわたり工場内でピケ（立てこもり争議）を行っていた労働組合員らとの間で退職金の支給額の増額などの解雇条件で合意し、約200人の組合員らがピケを解いた。同社は工場閉鎖に伴い、生産工場で働いていた387人を解雇するものの、ほぼ同数の営業や事務職の従業員らの雇用は維持すると発表していた。組合執行部によると、会社側は退職金として従業員の最後の月給の280％分に勤続年数を掛けた金額を支払うほか、健康保険加入期間を今年12月まで延長することなどで合意した。（1日・インクワイアラー電子版）