バイオマス発電所売却先見つからず アボイティスパワー
[ 292字|2020.2.19|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス・グループ傘下の発電部門アボイティス・パワーは、2018年1月に原料不足から操業停止し、同年5月から売却先を探していたバタンガス州リアンのバイオマス発電所(総発電量8.8メガワット)について、まだ売却が実現していないことを明らかにした。売却先は産業資産売却を手掛けるアストカ社との契約を通して探していたが、買収希望企業が現れないままこの契約は終了している。同発電所はアボイティス・リニューアブルズを通し、アボイティス・パワーの完全子会社であるアセアガスが運営していた。同社は今後も売却を目指し、他の再生可能エネルギー事業にも注力したいとしている。(17日・スター電子版)