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　不動産調査会社のコレアー・フィリピンズによると、2020年の首都圏における事務所賃貸料は1平米当たり平均1083ペソで、前年比5.8%増の伸び率にとどまる見込み。21年度も同程度の伸び率で1平米当たり平均1195ペソになると予測している。19年度の事務所賃貸料は前年比で6%の伸び率だったことから、今後2年間は伸び率が減退する。税制改革法案の行方に関する懸念の広がりや海外向けオンラインカジノ業者に対する政府の規制強化の動きなどで投資家による様子見が拡がっていることが事務所需要に影響するとみられている。（10日・インクワイアラー）