タール噴火の降灰がコーヒー農家に打撃
[ 255字|2020.2.3|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピンコーヒー評議会(PCBI)によると、タール火山の噴火による火山灰がバタンガス州とカビテ州のコーヒー農家に大きな打撃を与えている。降灰の影響でコーヒーの豆の生育に支障が出るとみられており、コーヒー産地である両州を含むカラバルソン地域全体で今年だけで6億〜10億ペソ、2021年も同程度の被害が続くと予想されている。「バラコ」と呼ばれるリベリカ種コーヒーとロブスタ種コーヒーが両州の主力で、これらの全国の年間コーヒー生産量5千トンのうち、両州の生産だけで15%を占めているという。(1月30日・スター)