比への特恵関税国待遇トランプ政権が除外か
[ 265字|2020.1.4|経済 (economy)|econoTREND ]
マレーシア証券会社の調査部門、メイバンク・キムエン・リサーチによると、米トランプ政権は年内にフィリピンを一般特恵関税制度(GSP)の対象から除外する可能性があるという。トランプ政権は2019年6月にインドをGSP適用から除外したほか、20年4月にはタイもGSP適用から除外することを決定している。比は現在、タイ、インドネシア、ブラジルに次いで米国のGSP適用による恩恵を受けている国で、18年には総額14億6千万ドル分の比産製品がGSP関税率で米国に輸出され、比GDPへの貢献率も0.4%に達している。(1日・インクワイアラー)