渋滞で34億ペソの損失
[ 237字|2019.12.2|経済 (economy)|econoTREND ]
主要財界団体のフィリピン経営者協会(MAP)は、首都圏で深刻化する渋滞問題について、1日当たりの経済損失が34億ペソに達しているほか、労働者らが「解決を求めて悲鳴を上げている」として政府に対策を求める声明を出した。渋滞による出勤の遅延や燃料費、車両保守や健康被害などの経済損失が1人当たり毎日250ペソに相当し、首都圏の最低賃金(約600ペソ)の4割近くに相当するとしている。また、首都圏の輸送経費は製品コストの25〜29%を占めているという。(11月29日・ブレティン)