ニッケル生産来年25%増も
[ 281字|2019.11.28|経済 (economy)|econoTREND ]
国際的調査会社のフィッチ・ソリューションズ・マクロ・リサーチによると、インドネシア政府が2020年から22年までニッケル輸出を凍結するため、フィリピンにおける20年のニッケル鉱石生産量が最大で25%まで拡大する可能性があるという。ただし、比政府による一部ニッケル鉱山に対する操業停止命令が解除されることが条件。比はインドネシアに次いで世界第2位のニッケル生産国で、19年度の生産量は前年比2%増の34万6800トンほどと予測されている。同調査会社は当初、今後10年間で比のニッケル生産量は毎年平均2.5%で伸びると予測していた。(26日・マニラタイムズ電子版)