中日本高速が現地法人
[ 322字|2019.11.22|経済 (economy)|econoTREND ]
中日本高速道路(名古屋市)は20日、比に現地法人「ネクスコセントラル・フィリピン」を設立したと発表した。本格的な海外事業は初めて。技術協力や情報交換を通じて比のインフラ事業を支援し、自社の国際事業の発展にもつなげたい考えだ。マカティ市に拠点を置く。森英治国際事業化担当課長を社長とし、ほかに従業員4人を常駐させる。12月から営業開始予定。資本金は5000万ペソ(約1億円)。現地の道路会社、メトロマニラ・パシフィック有料道路(MPTC)などと技術協力覚書を締結しており、コンサルティング業務を円滑に行う目的で現地法人を設立。道路の老朽化や災害対策、サービスエリア運営のノウハウなどを対象とする。2020年度の売上高目標は1000万円。(時事)