バギオ市が1年間開発凍結を検討
[ 299字|2019.7.20|経済 (economy)|econoTREND ]
バギオ市のマガロン市長は、ビル建設や森林伐採などの開発計画の一時凍結を検討していることを明らかにした。1年間の期限を設け、その間に下水処理システムの拡充や植林を行う。ボラカイ島で実施された環境保護措置を参考にしたもので、観光客の受け入れは継続するものの、開発よりも公共サービスの拡充を優先する。同市長によると、観光客を含めたバギオ市の日中の人口は72万5千人。森林率が28%まで減少している上に、下水が整備されている住宅は2400世帯のみで汚水がほとんど河川に垂れ流しにされているという。事業費として同市負担分が3億6500万ペソ、政府補助金が5億ペソ必要としている。(17日・インクワイアラー)