大手バス会社創業家で内紛
[ 310字|2019.7.12|経済 (economy)|econoTREND ]
バコロド市に拠点を持つ国内最大の長距離バス運行会社、ヤンソン・グループ・オブ・バス・カンパニーの創業家一族で社長を務めるレオレイ・ヤンソン氏が役員会で別の創業家の役員メンバーらから罷免されたことが明らかになった。レオレイ・ヤンソン氏はバリヤカール・トランジット(VTI)やバッチェラ・エクスプレス、ルーラル・トランジット・ミンダナオなど、ビサヤ地方やミンダナオ地方に幅広い路線を持つバス会社の社長職を務めており、その傘下にあるバス台数は4800台を数え、従業員も1万8千人を有する。役員会で同氏の兄のロイ・ヤンソン氏が新しく社長職に就いたが、レオレイ氏側は違法な会社乗っ取りだと主張している。(9日・インクワイアラー)