アフリカ豚コレラが豚肉輸出計画脅かす
[ 243字|2019.1.11|経済 (economy)|econoTREND ]
ピニョール農務長官はこのほど、アフリカ豚コレラの国内感染が発生した場合、政府が比農業関連輸出品目で最も有望視している豚肉輸出計画が甚大な影響を受ける可能性があるとして、関係者に注意を呼び掛けた。同省によると、国内の豚飼育数は年間2800万頭規模で、生産高も2400億ペソに達する。国内需要を超過しており、今後、東南アジア諸国などへの輸出拡大を期待する声が多い。比政府はまもなくシンガポール政府との間で貿易交渉を開始する予定で、比産豚肉の取り扱いも有力視されている。(8日・ブレティン)