ニッケル・アジアの純益が26%増
[ 279字|2018.11.15|経済 (economy)|econoTREND ]
住友金属鉱山も出資する上場ニッケル鉱山企業ニッケル・アジアはこのほど、1〜9月期の連結純益が45億3000万ペソと前年同期比26%増加したと決算報告を行った。総収入も139億ペソと同16%増加し、増収増益だった。ドル高の影響に加え、サプロライト(風化残留)鉱石と呼ばれる付加価値の高いニッケル鉱石の輸出に切り替えたことで収益が上がった。また、コーラルベイとタガニトにある精製事業への持株比率(それぞれ10%)に応じた配当収入もコバルト価格の高騰を受けて6億1700万ペソと前年の2100万ペソから大幅に拡大し、収益増に貢献した。(12日・スター電子版)