国内菓子最大手が良質種芋を寄付へ
[ 300字|2018.11.13|経済 (economy)|econoTREND ]
ゴコンウェイ財閥傘下の国内菓子メーカー最大手、ユニバーサルロビナ(URC)はこのほど、農務省との間で、国内のジャガイモ生産農家の競争力を引き上げるための良質な種芋を支給する事業を提携して進めることで合意した。具体的にはURCが今後2年間にわたり、500万ペソ相当のジャガイモの種芋を農家に広く供給する。予定収穫量は13万5千トン。農家は生産したジャガイモからさらに自分で種芋を確保することができ、持続可能な農業につながるという。国内のジャガイモ生産量は年間約11万8千トンでコルディリエラ地域やダバオ市、北部ミンダナオなどが主産地。比のジャガイモの年間消費量は約37万トン。(9日・タイムズ電子版)