韓国のバナナ関税引き下げ交渉求める
[ 280字|2018.9.24|経済 (economy)|econoTREND ]
バナナ生産・輸出業者組合(PGGEA)は政府に対し、比産バナナに30%の高関税を課している韓国政府と関税引き下げ交渉に入るよう求める声明を出した。韓国が輸入するバナナのうち比産キャベンディシュ・バナナが占める割合は78%と圧倒的なシェアを持つ。しかし、ペルー産バナナが2015年から免税になったほか、コロンビア産も2020年までに免税になる予定。また、韓国は16年にニカラグアやコスタリカなど中南米6カ国と自由貿易協定を結んでおり、比産バナナに対する高い関税の引き下げ交渉を急がないと中南米産バナナに市場が奪われるとの懸念が出ている。(21日・マラヤ電子版)