カジノ新設を認めず、ドゥテルテ大統領が明言
[ 255字|2018.8.14|経済 (economy)|econoTREND ]
ドゥテルテ大統領はこのほど国家警察で行った演説で、「私はカジノを嫌悪している。既存のカジノ以外は認めない」と明言し、任期中にはカジノ新設を認めないとの考えを改めて示した。大統領は最近、中国系カジノ企業との間で比に不利な条件で用地貸借契約を結んだとして、政府系のナヨン・ピリピノ財団の理事らを全員解雇し、契約見直しを法務省に命じたばかり。フィリピンには昨年末時点で、民間企業9社が統合カジノ施設などを経営しており、ゲーム台数は計1444台、電子ゲーム機が計9427台登録されている。(10日・インクワイアラー)