1〜6月PEZA登録投資が55%減 優遇措置撤廃法案で投資家が嫌気
[ 326字|2018.7.19|経済 (economy)|econoTREND ]
比経済区庁(PEZA)によると、今年1〜6月期の登録投資額は530億6700万ペソで前年同期に比べ55.86%減と大幅な落ち込みが続いている。政府が提案しているエコゾーン進出企業に対する優遇措置の撤廃などを盛り込んだ税制改革法案を懸念して投資を控える動きが本格化している。PEZAのサンパスカル投資促進部長も「企業の間でパニックモードが広がりつつある」と述べ、進出企業の中では他国への製造拠点移管を模索する動きが出始めているという。PEZA登録投資の中でもエコゾーン開発投資案件が263億ペソと前年同期比65.15%減少しているのが目立つ。製造業の投資案件は同9.29%減、IT・BPO関連の投資案件は同13.6%減。(17日・インクワイアラー電子版)