マニラ南港の貨物取扱量が過去最高 18年1〜6月期に前年実績5%増
[ 291字|2018.7.12|経済 (economy)|econoTREND ]
上場企業で国内貨物取扱大手のアジアン・ターミナルズ社(ATI)の今年上半期のマニラ南港における貨物取扱量が56万台TEU(20フィートコンテナ換算)を超え、前年同期比5%増と拡大した。上半期としては過去最高だった。特に5月単月の貨物取扱量が10万5千TEUに迫り、単月ベースとして過去最高を記録、6月も10万3千と高水準を維持した。税関との連携による手続き迅速化に加え、同社が取り入れたオンライン貨物発送スケジュール確定システムによりスムーズな貨物取り扱いが実現しているという。ATIは18年内に80億ペソを資本支出し貨物取り扱い業務の効率向上を目指す。(9日・スター電子版)