ココ・メチルエステルの含有率引き上げを ココナツ庁がディーゼル規制で要請
[ 272字|2018.5.10|経済 (economy)|econoTREND ]
比ココナツ庁(PCA)はこのほど、国家バイオ燃料委員会(NBB)に対し、国内で販売されているディーゼル燃料製品に対して義務付けられているココナツ油メチルエステルの含有率2%を5%まで引き上げるよう要請した。PCAによると、安価な植物油の供給が拡大しているため、ココナツ油の国際価格が最近数カ月間で大幅に下落しており、比国内での販路の確保が必要になってきている。PCAでは、ココナツ油メチルエステルの含有率引き上げは時期を分けて実施することが現実的だとし、まず8月1日から現行の2%から3%に引き上げることを提案している。(7日・マラヤ電子版)