10月までにサムライ債発行 調達分を東京の不動産開発に投資へ
[ 246字|2018.5.4|経済 (economy)|econoTREND ]
ドミンゲス財務長官はこのほど、比政府が計画している日本の金融市場向け円建て国債(サムライ・ボンド)を今年10月までに発行すると改めて意欲を示した。財務局は5億ドルから7億5千万ドルまでの国債発行を実施する可能性に言及している。調達した資金は東京・渋谷にフィリピン政府が所有する一等地(2600平方メートル)を再開発し、新しいフィリピン大使館や商業ビルなどを建設する不動産開発事業に投資する計画。比は前回、2010年2月に総額1000億円のサムライ債を発行している。(2日・スター電子版)