観光インフラ開発地区指定へ 戦跡残るコレヒドール島
[ 311字|2018.2.15|経済 (economy)|econoTREND ]
観光インフラ産業区庁(TIEZA)はこのほど、マニラ湾の沖合に浮かぶ太平洋戦争時の戦跡が残る島、コレヒドール島(面積546ヘクタール)を主要観光産業区(TEZ)として再開発するため、開発マスタープランの作成に向けて関係団体と協議を開始した。同庁が電力や水道などの公共インフラ事業を提供するほか、マスタープランの作成にも関わり、同島の戦跡保全と観光資源の再開発を促す。同庁は現在、主要観光産業区としてパラワン州サンビセンテ町ロングビーチとマニラ市リサール公園、バタアン州サマット山霊廟とボホール州パンラオ湾、そして北スリガオ州ブカスグランデ地区の5つの地区をすでに主要観光産業区として指定している。(11日・スター電子版)