中国に比通信業界への参入 大統領が呼び掛け
[ 270字|2017.11.23|経済 (economy)|econoTREND ]
ドゥテルテ大統領はこのほど、訪比した中国の李克強首相と会談した際に、中国企業に対してフィリピンの通信業界への参入機会を提供したいと申し出た。ロケ大統領報道官が明らかにした。フィリピンの通信業界は携帯会社首位のスマートを傘下に持つフィリピン長距離電話(PLDT)とグローブ社の2社による寡占体制が続いており、自由な市場競争を促すため第3極となる通信企業の参入が待たれている。具体的な中国企業の名前は上がっていないが、大統領は「中国には資金と技術がある」と述べて中国企業の進出による通信業界の刷新を期待しているという。(21日・マラヤ電子版)